メソッドについて語る前に
今回から、レゴ®シリアスプレイ®メソッドについて詳しくお伝えする予定でしたが、その前に、私がなんでこの仕事をしてるのかについてお話しすることにしました。その方が大切だと思いますので、、、
すべての人が平等に発言の機会を持ち
すべての人の声が遮られることなく聞かれ
すべての人が共有できる未来を共に創り
すべての人が自信を持って前進できる指針を得る
そして、すべての人に居場所ができる
今、日本の企業組織に必要なことはこれだと私は思っています。
ビジネスであろうと家族であろうとプライベートであろうと、人が求めているものは、最終的には「居場所」だという考えが私の根底にあります。
居場所は所属とは違います。
居場所は、人と人の心が繋がって初めて感じられるものです。
どこどこの会社の、何々の部署に所属してる。それだけでは居場所にはなりません。学校で例えるなら、ただ何年何組の出席簿に名前があっても居場所にならないのと一緒です。それは物理的に向かう部屋が定められているだけであって、もしクラスメートから無視されていたとすれば、そこに居場所はありません。
日本の企業では往々にして同じようなことが起きているような気がします。パワハラやセクハラは極端な症状ですが、そこまでいかずとも、自分が所属している組織に居場所を感じられない、自分の存在している意味がそこにあると感じられない、故に思うことがあっても言えない、何か凄い結果を残さないと認めてもらえない、そんな強迫観念に縛られて、安心してそこにいることができない。そんな社員が非常に多くいるように思います。
これだけ創造性やイノベーションの必要性が叫ばれていながら、日本の企業、あるいは組織で一向に創造性が発揮されない原因はそこにあると私は思っています。
実は最近、ビジネスの定義について、非常に腹落ちするものに出会いました。それは、英文ビジネスEメールの書き方を指南する書籍だったのですが、著者の定森幸生氏による言葉です。
「ビジネスとは、人と人の心が新しい価値や富を紡ぐ創作活動」
私はこれに勝る定義はないと思っています。
つまり、人と人の心が繋がることが、ビジネスのそもそもの大前提ということです。それなくして創作活動はできないのです。そして、人は人の心と繋がってはじめて、自分の居場所がそこにあると感じられるのです。
すべての人が平等に発言の機会を持ち
すべての人の声が遮られることなく聞かれ
すべての人が共有できる未来を共に創り
すべての人が自信を持って前進できる指針を得る
そして、すべての人に居場所ができる
私は、これを見事に実現できる手法に出会いました。今から約9年前、初めてその手法に出会った時、感動しました。初対面の方たちとのワークショップであるにも関わらず、そこで私は、「ここに、私の居場所がある」と感じたんです。他にもいろいろなワークショップに参加したことがありますが、あそこまで自分を受け入れてもらえた実感を感じたワークショップは他にありません。
その感動。
それだけで、私はここまで来ました。
今、私はその手法を仕事にしています。
それが、レゴ®シリアスプレイ®メソッドという手法です。
今、増々スピード経営が求められる時代に企業が必要としている、「創造力」、「実行力」、そして「貢献意識」。それらを生み出す為には、組織のメンバー全員が、そこが自分の「居場所」だと安心できる、人との心の繋がりが不可欠です。
それを提供するのが私の使命だと思っています。
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次回からは、レゴ®シリアスプレイ®メソッドについて語りたいと思います。気が変わらなければ!笑
#レゴシリアスプレイ
#LEGOSERIOUSPLAY
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LEGO® SERIOUS PLAY®メソッド 紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=aNJCB4kky54
事例紹介(大手電機メーカー様)
~LEGO® SERIOUS PLAY® is a scientifically based facilitated thinking, communication and problem-solving technique for real groups in real time with real challenges.~
ライフ・ブレークスルー・ジャパン株式会社
代表取締役 ローレンス佐藤